Lump's blog

忘れないためにひとりごちます

ミルキー

本日うちの犬、ミルキーが息を引き取りました。

6月で14歳になるという大往生でした。

ゴールデンレトリバーにしては、とても長生きだと獣医さんがおっしゃっていました。


先週くらいから、ご飯を食べなくなって、
土曜日はお水も飲まなかったらしいです。

先週末に調子が悪いと聞いて、帰ったときに元気がなかったので
覚悟はしていましたが、
やはりショックですね。

とてもショックです。

 

思えば、私が小学3年生の頃に母親と一緒に京都まで迎えにいった頃から一緒でした。

うちに来た頃はホントに小さくて、天使のようにかわいかったですね。

私の足によくかじりついていたので、母親が「天使のような悪魔」と呼んでいたのをよく覚えています。

もちろん母も冗談でいっていただけであり、
実際は夜鳴きもせず、トイレもきちんとする良い子でした。

6ヶ月もすれば、立派な成犬に育ちました。

その頃から外で生活するようにしたのだったと思います。


成犬とは言っても、中身はまだまだ子どもっぽく、

いろんな物にかじりついたり、脱走してみたりと、わんぱくなところもありました。


そのころの私は、まだ小学生。
大きいミルキーと一緒にいると、小さく見えたと思います。

 

中学・高校に入ってからは、部活などで帰るのが遅くなっても、

私が家に着く時間をわかっているかのように、彼女はいつも出迎えてくれました。

散歩に連れて行くようになったのは、中学に入学してからでしたね。

川のそばが嫌いだったり、側溝にはまっているグレーチングの上は歩きたくなかったり、

公園によると20分くらい休憩したりしましたが、散歩はいつも大好きでした。

リードを見せると大喜びで飛び跳ねていました。

 

大学に入ってからは、私が実家から出てしまったので

帰省したときにしか会えなかったのですが、それでも仲良しでした。

帰った時には、散歩に連れて行っていたし、ご飯もやっていました。

 

大学4年の時にカメラを買ったので、たくさん写真を撮りました。

被写体として一番多かったのはミルキーかなあ。

 

就職が決まってからは、たびたび家に帰ることが多かったので

たくさん散歩に行きました。

歩くのがゆっくりになったことや、帰った時の息切れでおばあちゃんになったんだなぁとは感じていました。

 

3月の最後にも一緒に散歩に行きましたが、元気なものでした。

ご飯もしっかりと食べていましたので、問題ないなって思っていました。

 

その後2週間で後ろ足が動かなくなったのか、同じ場所に寝たままになりました。

そこからは家の中に入れて、みんなと一緒に過ごしました。

 

そして今日のお昼頃、姉からミルキーが亡くなったとの連絡が入りました。

最期は看取ってやれませんでした。

せめて最後に見たかったなとか、もっと一緒にいたかったなって思います。

どうしても犬の寿命と、人の寿命は違うので、ね。

 

 

まだそんなに実感がわきません。

恐らく実家に帰った時に、空っぽのスペースを見てさみしく感じるんだろうなって。

 

実家に帰っても一緒に散歩に行けないのか。

ミルキー大好きだったな。

家族のだれからも愛されてたし、優しくて人懐っこくて人気者でかわいかった。

 

ありがとう、そしてお疲れ様。

 

 

 

色々と書きましたが、頭の中を整理したかったのです。

文字に起こすことで、色々なことを思い出したりしたかったのです。

こういった話は、話者は気持ちを吐き出したくて、話を聞いてほしいものですが、

聞く方はたまったものではないだろうなぁと思うので、知り合いのいないこちらで書きました。

自分が聞く側だと、けっこう好きなんですが、周りのみんなに迷惑もかけられないので。

 

明日からは、いつも通りに戻るから、今日だけはちょっと弱音を吐きました。

 

 

添付の写真探してたら涙が出ますね。

 2012年の写真です。

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